ゆかりのまち提携40周年記念
岡崎市オンラインツアー
2023/7/30(日)
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「所蔵:茅ヶ崎市博物館」
岡崎市と茅ヶ崎市のゆかりは、テレビでもおなじみの大岡越前守忠相です。大岡家はもともと三河の出身で家康に仕えていましたが、2代忠政が家康の関東移封に伴い相模国高座郡堤村(現茅ヶ崎市)に知行地を与えられました。その後、5代忠相が8代将軍吉宗の厚い信任を受け、優れた行政手腕を発揮し、数多くの功績を残し72歳のとき西大平藩1万石の譜代大名となり、額田郡西大平(現岡崎市大平町)に陣屋をおきました。このような縁で昭和58年7月1日ゆかりのまち提携をしました。
徳川家康公生誕の地としての岡崎市
「大岡裁き」として有名な大岡越前守忠相が1万石の大名になって以来明治まで、西大平藩主大岡家の陣屋が置かれたところです。忠相は、享保2年(1717)に和歌山藩主徳川吉宗が8代将軍になると、江戸町奉行に登用されました。そして「享保の改革」が吉宗によって始められると、19年という長い間、乱れた裁判の立て直し、江戸民生の安定、新田開発、酒匂川の築堤などに尽力し、元文元年(1736)大名格の寺社奉行に昇進しました。

松平家・徳川将軍家の菩提寺で、文明7年(1475)松平家4代親忠公により勢誉愚底上人が開山しました。かつて桶狭間の戦いで敗れた家康公が岡崎へ逃げ帰った際、大樹寺の周りを敵に取り囲まれこれまでと自害を試みた時、住職から「厭離穢土欣求浄土、汚れた世を正し太平の世を 目指す」との教えを受け切腹を思いとどまったことから、家康公再起の場として歴史的にも大きな役割を果たしたお寺。
岡崎公園は、徳川家康公が生誕した岡崎城を中心とした歴史公園です。白亜の天守閣を囲んで乙川、伊賀川沿いに咲き誇る春の桜は見事で「日本さくら名所100 選」にも選ばれているほど。桜まつりの時季には多くの人が訪れ、メインイベントの家康行列や、夜桜のライトアップを楽しみます。例年、ゴールデンウィークの頃には五万石ふじが甘い香りを漂わせ、淡い紫の花房がふわりと揺れるのは夢のような美しさ。広大な敷地の中には、岡崎城のみならず神社も料亭も歴史資料館もあり、日本情緒を感じながらの歴史散策にぴったり。「どうする家康」大河ドラマ館、二の丸能楽堂、巽閣、茶室葵松庵・城南亭、からくり時計、龍城神社など、みどころいっぱいの公園です。
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約40年ぶりに徳川家康公を単独で主人公とする大河ドラマが2023年に放送されるにあたり、家康公生誕の地・岡崎市に大河ドラマ館がオープンしましました。大河ドラマ「どうする家康」の世界観を楽しむ大河ドラマ館。そして、地階には家康公や三河武士に関する展示もあり、見応え十分です。


岡崎城は、徳川家康公が生まれた、神君出生の城です。龍にまつわる伝説も多く、別名 龍ヶ城とも呼ばれ、竹千代(のちの家康公)が誕生した折には、城の上に黒雲が渦巻き、黄金の龍が現れたと伝えられています。1959年に再建された3層5階の復興天守は、岡崎市のシンボルとして市民に愛され親しまれています。いにしえより、東海道を舟運による交通の要衝として栄え、「五万石でも岡崎様は お城下まで舟が着く」と歌われた岡崎城の発展や城下町の繁栄と歴史文化、伝統産業などを紹介します。岡崎城はその歴史的価値から、2006年に「日本100名城」に選定されました。

岡崎城の隣に鎮座する神社です。家康公生誕の朝、城楼上に雲を呼び風を招く金の龍が現れ、昇天したという伝説が残るパワースポットです。龍の井は、龍神が現れこの井戸の水が噴出し龍神に注いだと伝えられており、出世、開運、安産、厄除けのご加護があります。御祭神として家康公と、幕末の岡崎城最後の城主であった本多氏の祖、忠勝公が祀られています。正月には江戸城の習慣だったうさぎ汁が参拝客に無料で振舞われます。初宮参りや七五三にぜひお立ち寄りください。

松平家(徳川家の祖)の4代親忠は、文 明2年(1470)に氏神として伊賀八幡宮を勧請し、松平家の守護神として創建されました。5年後に氏寺(菩提寺)として創建の大樹寺と共に、江戸時代にわたっても将軍家の厚い崇敬をうけました。家康公も、大きな合戦の時には必ず参詣したといわれ、徳川家の武運長久・子孫繁栄の守護神とされています。のちに3代将軍家光が境内整備し、家康公(東照大権現)を祀りました。本殿・隨神門・神橋など、ほとんどが国の重要文化財です。岡崎春の風物詩家康行列の出発地で、家康公の戦勝祈願に習って出陣式が行われます。7月にははすの花も開花し、撮影スポットとしても人気です。
奥殿陣屋は、その昔、持統天皇が命名されたと伝えられる花ぞの山(村積山)の麓、徳川氏の発祥地松平郷に程近く、1万6千石の親藩として奥殿藩の歴史と文化を今に残しています。奥殿松平家がこの地を統治したことを発端に、陣屋が移され奥殿藩が誕生したことが奥殿陣屋の始まりです。小高い丘の上に白壁の土塀と士族屋敷の一部が残り、江戸初期の風格を活かして復元された金鳳亭と蓬莱の庭の風情は格別!

岡崎の魅力 食文化、名産品
岡崎の花火大会は、江戸時代から情緒豊かな鉾船を浮かべた花火まつりとして広く知られていた、菅生神社の祭礼が元となっています。今日では、岡崎城下家康公夏まつり(旧:岡崎観光夏まつり)と相まって、三河花火の粋を集めた全国屈指の花火大会となりました。仕掛花火、百花園、 金魚花火、各種スターマインなど、バラエティに富んだ花火が楽しめます。

カクキューの初代当主は元々今川の家臣でしたが、桶狭間の戦いで今川が敗れた後、岡崎の寺へと逃れ、武士をやめて、名を「久右衛門」と改めました。久右衛門は寺で味噌造りを学び、数代の後、現在の場所である岡崎市八丁町(旧八丁村)へと移り、1645年に業として八丁味噌を造り始めました。当主は代々「早川久右衛門」の名を襲名しており、現当主で19代目となります。現在でも、木桶に仕込み、職人が 円錐状に石を積み上げ重石とし、二夏二冬(2年以上)長期天然醸造で熟成させる江戸時代初期から続く伝統製法で八丁味噌を造り続けております。

創業はなんと1337年!醸造業からはじめ、江戸時代に始めた味噌作りの伝統製法を守り抜き、八丁味噌を製造しています。大豆麹を巨大な木桶に仕込み、重石を積み上げて作ります。石積みは熟年の職人技です。製造所内に流れるゆったりとした時間や香りの中で、歳月を重ねた味噌桶の存在感や天に向って積み上げられた重石の力強さなど、八丁味噌の味噌蔵ならではの風景をお楽しみいただけます。

東海道藤川宿は、慶長 6年(1601)、東海道五十三次品川から数えて 37 番目の宿場町として栄えま した。約1kmの間にクロマツ約90本がそり立つ「藤川の松並木」や宿場町出入を示す「棒鼻跡」、江戸時代の門が残る「脇本陣」、また道中記や古歌に読まれた「むらさき麦」の栽培などに、往時の宿場町の面影を偲ぶことができます。かつては旅人安らいだ東海道藤川。約400年の時を経て、人と人がつながり、歴史や文化を現代に伝える新たな交流の場「道の駅藤川宿」が今蘇ります。


「大河ドラマ」&「おかざき」のわくわくを詰め込んだ土産店です!大河ドラマオリジナルロゴ入り商品や徳川家康公・岡崎城はもちろん、オカザえもんや東海オンエアなど、ご当地の商品を取り揃えております。岡崎がアツイ!!スタッフ一同お待ちしております。


八千代本店は、岡崎公園内にある創業130年を超える、和食の老舗です。家康公も愛したと言われる岡崎の名産八丁味噌と紀州の備長炭を使用し、八丁味噌そのものの味をストレートに味わえるのが、当店の伝承技術で焼き上げた「木の芽田楽」です。岡崎にお越しの際は、岡崎名物ともいえる田楽となめしがセットになった名代「なめし田楽定食」は必食です。田楽の柔らかな食感は、一度食べれば心に必ず刻まれる秀逸な一品になるでしょう。ぜひご賞味ください。

岡崎城より15分、店ののれんをくぐると、鰻を焼いている香ばしい匂い包まれます。店の外には、専用の桶に入った元気な鰻がお客様のご来店を今かと待っています。ご注文があってから丁寧に捌き、当店独自の手法でじっくり焼き上げていきます。毎日鰻を焼き続けている、これぞ職人の技。紀州備長炭の強い火力で、外はパリッと中はふわぁっとした食感、創業90余年、愛知が誇る一色産の鰻を秘伝のたれでお楽しみください。

松應寺横丁の隠れ家カフェ
お寺の角にある昭和レトロな雰囲気の横丁にあるお店はまるで観光地へ遊びに来たような気分になることができ、非日常空間を楽しんでいただくことができます。
